2008年12月12日金曜日

後ろ向きな二宮金次郎像

フジグラン横の御薗宇保育園の敷地外におかしなものが建っているので車を降りてよく見ると、二宮金次郎の像でした。なんと後ろ向きに建っているではないですか、金次郎像の前は、植木があり、園内から二宮金次郎が見えないようにされています。元は、小学校の敷地で、いろいろな記念碑などそのまま残されています。




右が、市営住宅左が保育園の敷地で二宮金次郎像は、どちらからも邪魔者のように扱われ、敷地の外に・・・・
この金次郎さんやたら、つやがいいので良く見るとなんと陶器の金次郎像です。さらによくみると。






寄贈者と世話人さんの名前が掘り込まれたプレート・・・昭和12年と書かれている。第二次世界大戦のときは、金属は全て供出と効いていましたが、昭和12年ではその必要はなかったのでしょうが、もしかして供出はされたが、陶器の二宮金次郎を変わりにすえたのか?


よくよくみると、伊部窯元とある、窯印もある。
備前焼の二宮金次郎さんだったのです。
よくまあ、壊されたりせずに、立ちつづけています。
よほど地域の方に大事にされたのでしょう。
この金次郎さんの周りは、御薗宇村の中心地で
あったようで、村の主要施設の跡の石碑がいたるところにあります。しかし何れも、撤去移転などされず、取り残されたまま、近寄ることも許されない状態で残されています。




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