2012年1月12日木曜日

マルショウで、17BY奥播磨「宮の井」

小雪がちらつき、夕方は粉雪が舞っていました。
マルショウで、黄金色に輝く、奥播磨の一杯をいただきました。
白い皿が濃いめの黄金色に
透けて見え、グラスの中の酒の
色の濃さがわかると思います。
飲んだ感じは、どっしりとして色の濃さに反し、ヒネ香も感じられず
どっしりとした味わいで、熟成が進み、まろやかな味わいがしました。
このどっしり感は、山廃のようなじっくりと酒米を融かしこんだ純米酒に
多い特徴ではないかな?と感じました。黄金色は無ろ過ならではの
ものですね。洋酒を仕込む樫の樽で仕込んだような芳しい感じです。
とても、醗酵をしっかりとさせて品質管理も行き届いた美味い酒です。
とても、バランスの良い純米酒だと感じました。
フロアーのスタッフに、どんな造りの酒なのか、酒瓶を見せていただき
ました。
奥播磨山廃仕込「宮の井」という酒でした。
17BY酒で、5年の熟成酒でした。
17BYというのは、平成17年の醸造年度(BREWER YEAR)という意味
です。製造年月日は平成23年7月のものでした。
いやあ、今年は早々に良い酒に巡り会いました。
酒データ----------------------------------------------------
原材料  米(酒造加工用米:日本国産)、
米麹(兵庫夢錦:兵庫県安富町産米)
精米歩合/ 70%[ 純米 ]
アルコール分/ 16.3%
日本酒度/ +3.0
酸度/ 2.6
アミノ酸度/ 2.0
使用酵母/ 協会7号
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原酒ではありませんが、70%精米、アルコール土16.3%
原料舞いも全体的に値ごろ感もよく、コストを抑えつつ
材料と、仕込みの技をフルに活かした酒のようですね。
飽きがこない一杯でした。実はこの撮影をした日の
前日に同じ酒をいただき、美味かったので、今日再び
注文をし、撮影をしたものです。
やはり山廃仕込でしたね。納得です。この杜氏さんは
なかなかものですね。
造った酒は、その熟成具合で、蔵の調合師さんが、
いくつかの樽のブレンドとかして味と香りを整える
ものですが、この酒はどのようにされているのか
とても興味がわいた次第です。
ああ、いい酒に出会って新年早々、良いほろ酔い
加減です。
奥播磨ホームページ

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