2012年6月22日金曜日

東広島郷土史研究会 6月例会と講演

東広島郷土史研究会 6月例会 発表内容 入会者募集

日時 平成24年6月23日(土)13:30~17:00
会場 東広島市中央生涯学習センター会議室3

発表1 「西農百年史-西農が地域社会に果たした役割」
発表者   吉村年一 氏

講演2 「巨樹・植物研究会の活動状況」
発表者   林田和枝 氏

発表を聞いてみたい方は、資料の用意の都合上
事務局にご連絡ください。

連絡先・問合せ 天野 082-428-0983

東広島郷土史研究会では、例会を会員だけでなく
一般の皆さんにも公開しています。
いっしょに東広島の歴史・文化などを学びましょう。

東広島郷土史研究会は堅苦しい団体ではありません
自由闊達なグループです。

東広島市が生まれて間もなく、結成されました。
もうすぐ40周年を迎えます。

分科会で 古文書研究会 巨樹・植物研究会 石造物研究会 四日市町並研究会(西條四日市)、山城探訪会などのグループもあります。

4月29日には 例年 東広島の史跡・文化財を見て歩く会が行われます。今年は700名の参加がありました。
4月~5月は春の県外臨地研修会を行い、今年は丸亀市を訪ね、日本一美しく、高い石垣がある日本一小さい、現存天守を持つ丸亀城を訪ねました。日帰り
9月末には、郷土史展が、フジグラン東広島店 2Fの 東広島市民ギャラリーで行われます。
昨年は900名の入場者がありました。
10月には、秋の県外臨地研修会 昨年は鳥取城・智頭を訪ねました。1泊2日
11月、東広島市生涯学習フェスティバル出展、これまで西條盆踊りの歴史、東広島の巨樹展など発表、500名ほどの入場がありました。
12月 忘年会 昨年は民謡をききならが、そばを戴き。八条原城についての講演を聞きました。
1月 新年初登山 市内の山城に登山 登山後新年会
3月 総会

いろいろ活動しています。入会金無し、年会費4000円
年齢性別国籍は問いません、東広島市在住でなくとも多くの地域からも入会されています。
歴史好きであれば十分です。

いろんなグループとのコラボレーションも行っています。ご相談ください。

連絡先・問合せ 天野 082-428-0983

2012年6月17日日曜日

御建神社鎮座百年祭 東広島市西条町御建

御建神社鎮座百年祭(みたてじんじゃ ちんざ 100ねんさい)
平成24年(2012)5月20日午前10時より
所在地 :東広島市西条町西条
祭神 :素戔嗚尊 事代主命 市杵島姫命
由緒
慶雲3(706)年諸国疾病流行す。その時、素戔鳴命に祈ると疫止み、人々、社を建てて祀ると伝える。もとは西条町字御建に鎮座した。明治43(1910)年10月西条町字町北の若宮八幡神社、胡子神社、金崎神社、西条町字大地面の大地面神社と各社の境内社を御建神社に合祀し、同時に現在地へ移転の工事を起こして翌(明治44)年10月に遷座した。大正3(1914)年11月に社殿炎上し、三年をかけて再建した。
なお、当社は旧称を祇園社とし「芸藩通志」には「祇園社四日市次郎丸村にあり、同殿に金崎神、若宮、権現あり此四神、もと別社なりしが、今祇園社に合祭る」


大正元年8月の御建神社正面、参道の松もまだ若木で、手前の
標柱は、当時県下三番目の高さを誇っていました。
正面鳥居奥に見えるのは、随神門です。この門は火災後再建
されませんでした。

1914年(大正3)11月社殿が炎上、三年がかりで再建。
当時の西条の皆さんのエネルギーは凄いものがあったとおもいます。

鎮座百年で、まだ百年?って思う人もいるかもしれないが、この地に鎮座することで
西条の近代酒造の振興が始まったといっても過言ではない。

御建神社正面 昭和初期

鎮座100年祭の日、三善宮司を助けて神社庁はじめ、全国から三善宮司所縁の方々が集まられ
祭りは厳かにしめやかに執り行われる。
拝殿右横で、神事が行われ100年祭の安全を祈願する。そして神官が拝殿から本殿へと向かう
本殿の扉が開かれ、神饌が、順次神官の手に渡され、一つ、一つ、本殿の神様にお供えされる。
本殿は、祭主が座れるほどのスペースがあり、広さがあることがよくわかる。
神楽殿では、ひちりき、竜笛、笙と、神官による生の演奏がなされ天上からきこえるがごとく音色が響く。広島護国神社からは2人の巫女があでやかな衣装を纏い、舞いが奉納される。
参列者一同の打つ手がそろい、境内中に響く。神様のもとに一つになった願いが伝わったことだろう。


2012年6月2日土曜日

平成23酒造年度全国新酒鑑評会結果

東広島市西条鏡山にある、独立行政法人「酒類総合研究所」主催の平成23酒造年度全国新酒鑑評会結果が発表されました。
1911年に始まった鑑評会も今年で100回を迎えたそうで、なみなみならぬ意気込みが解ります。
今年は、出品は876点 予審 4月24日 ~ 26日の3日間 決審 5月8日~9日の2日間
結果:入賞酒 428点 金賞 247点(入賞酒よりさらに選ばれたもの)

平成24年5月23日 製造技術研究会として 東広島市の運動公園体育館で公開されました。
この製造技術研究会では、出品されたすべての酒をきくことができます。
そののち、6月15日には、池袋サンシャインシティで、公開きき酒会が行われますが
ここでは、入賞、金酒のみです。  
公開データはここからどうぞ

西条酒造協会系の酒は 入賞目録 金賞 賀茂泉酒造、賀茂鶴酒造 2号蔵、白牡丹酒造 千寿庫、

銀賞(入賞酒):白牡丹酒造 天保庫、賀茂鶴酒造 御薗宇醸造蔵、白牡丹酒造 長春庫、金光酒造 桜吹雪(黒瀬町)

また、安芸津町の 柄酒造 於多福は、銀賞です。

皆さん、おめでとうございます。

広島県勢は、昨年度から山田錦の使用比率で分けられた審査から一本化し、ちょっと苦戦をしていましたが、今年は西条の酒もたくさん金賞を獲られました。
広島の酒、その中でも西条酒造協会は、どの蔵も金賞受賞経験のあるところばかりで、全国の大会よりも西条での品評会での上位入賞は難しいとさえ言われた優秀な醸造元ばかりです。
賀茂泉さんは、増田杜氏から新しい若手の杜氏にかわり見事金賞に輝きました。
みなさん、おいしい酒を飲めるよう頑張っていただきたいものです。